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 本日の毎日新聞に、書評員が「今年の3冊」を選ぶ欄に寄稿しました。毎年、選ぶの難しいですね。今回選んだ3冊はこちら。今年は教養とか知性とかキーワードになりうるかな、と考えて選んだのがこちら。

この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた

この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた

  • 作者: ルイスダートネル,東郷えりか
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2015/06/16
  • メディア: 単行本
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  「世界が滅んだあと」という本はSFでもアニメでも多く見られますが、復興したあとの設定が多い。これは「復興するまでにどう文明を作るか」というシチュエーションからはじめるのが面白い。日本経済新聞で書評しています。

www.nikkei.com

 2冊目は、

批判的思考 (ワードマップ)

批判的思考 (ワードマップ)

  • 作者: 楠見孝,道田泰司
  • 出版社/メーカー: 新曜社
  • 発売日: 2015/01/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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  これは書評したかったのですが、タイミングが合わなかった。哲学・心理学・科学論などの研究者が、様々な角度から検討した本書は大きなヒントを与えてくれるはず。多くの人が寄稿しているので、拾い読みでも勉強になるはずです。

CD付 現代語訳でよむ 日本の憲法

CD付 現代語訳でよむ 日本の憲法

  • 作者: 木村草太,柴田元幸
  • 出版社/メーカー: アルク
  • 発売日: 2015/08/07
  • メディア: 単行本
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  つい先日の、毎日新聞の鼎談書評で私が担当した本。

kasoken.hatenablog.jp

 日本国憲法は、日本人の教養ではないだろうか。新進気鋭の木村草太氏が監修し、英語訳された日本国憲法を、名人芸を発揮する実力者である柴田元幸氏が、逆翻訳する。英語で読むと、日本国憲法の隠れた主語が明るみになる……など、様々な気付きがある。日本国憲法の成り立ち、両者の対談なども含めた贅沢な本です。